F11キーを押すと全画面表示となります。もう一度押すと元に戻ります。


タイプ4 激症型         <戻る>

 離脱後数週から1〜2ヶ月の内に、滲出性の潮紅・痂皮・落屑・色素沈着・掻破痕といった、多彩で激烈な皮疹を生じ、さらに数週から数ヶ月で比較的早く回復してしまうタイプ。
 直前には「ステロイドを塗っても治まらない」丘疹や痒疹が散在することが多いが、タイプ5(痒疹拡散型)との違いは中止後の皮疹の華々しさにある。
 40℃台の発熱が1週間から10日間続くこともある。ピーク時にはほとんどの症例で休職・入院を余儀なくされる。
 全身的症状が激烈なわりに、ステロイド注射などでいったん抑えて徐々に離脱することを勧めても患者本人が拒否することも多い。経過からステロイドの副作用であると患者自身がはっきり自覚できるためと考えられる。

6
( 前 / 2週間後 / 3ヵ月後 / 7ヶ月後 / 13ヶ月後)

<戻る>